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第130回 ” 銀鯛 ” 誕生

       
  「会長!"へ鯛"売れないですかね?
     
        ここの養殖網の周りにイッパイいるんですよ! 」

  『柿内君よ なんだそれ!? 』
  
  「ここらじゃ売れないんですけど 

        結構旨いんですよ!  刺身でも食えますよ! 」

  『明日の朝 船に乗ったときに見せてよ! 』

  「ホントに 漁船に乗るんですか?! 朝4時ですよ! 』
  
  『何言ってんだよ! 

    俺はどこの港へ行ったって 船に乗せてもらうよ! 』

  「じゃあ 今夜は あんまり酒飲むのやめましょうか? 」

  『やわな漁師だな
    
    その体じゃ だいぶ鈍ってるな! 筋肉たるんでるぞ!』
  
  「じゃあ 明日の朝迎えに行きますよ! 」


 12月の半ば 朝晩は 零度と冷え込む時期です

 鹿児島の鹿屋市に 副市長にお招きいただいて行ってきました

 漁師さんとの 懇親会での酒飲み話から 物語が始まりました


 
 朝4時 辺りは真っ暗闇です

 ちゃんと副市長さん自ら車で迎えに来てくれました

 ライフジャケットを身にまとい 長靴姿で いざ乗船

 さすがに 寒風吹きすさぶ海の上 凍てつく寒さが身に染みます

 小一時間で カンパチの養殖棚へ到着

 活きのいいカンパチが群がって 飛び跳ねている

 「 会長! カンパチも売ってね! 」
 
 『 うん! わかったよ! 』

 船長の大重さんに生返事してしまった

 『それより へ鯛はどこにいるのさ?! 』

 「今から 柿内さんの船の方に連れて行きますよ! 」

 柿内君の船に乗り移ると

 「会長! この探知機 覗いてみてよ! 

    この網の周りにイッパイいるよ! 」

 『ホントだ 網の周りに群がってる 

    銀色にキラキラ輝いてる すげえな! 』

 「へ鯛といっても ふっくら太ってるでしょ! 」

 『こりゃ いけるぞ 面白いな! 白身魚でいけるぞ! 』



それから話は とんとん拍子

 サンプルを ポールボキューズの中谷シェフ他数件に送って

 試食してもらい

 白身魚として 採用してもらうことになっちゃったのです

 上品でクセのない 脂ののりも良い味です

 養殖の鯛や的鯛より美味しいです

 値ごろ感もリーズナブルで極めて好評です

 10月頃から旬になりますので

 今年の秋から大量に流通すると思います

 ” 鹿屋の銀鯛 ”として登場することになるでしょう


皆さん ご記憶のほど!!!!
 
  


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